DAYS JAPAN 2016年12月号

DAYS JAPAN 2016年12月号

によって 井筒高雄 栗田禎子 デコート・豊崎アリサ くるみんアロマ

DAYS JAPAN 2016年12月号 - DAYS JAPAN 2016年12月号は必要な元帳です。 この美しい本は井筒高雄 栗田禎子 デコート・豊崎アリサ くるみんアロマによって作成されました。 実際、この本には199ページあります。 DAYS JAPAN 2016年12月号は、デイズジャパン; 月刊版 (2016/11/19)の作成によりリリースされました。 DAYS JAPAN 2016年12月号の簡単なステップでオンラインで表示できます。 ただし、ラップトップ用に保管したい場合は、ここで保存できます。

DAYS JAPAN 2016年12月号の詳細

本のタイトル : DAYS JAPAN 2016年12月号
作者 : 井筒高雄 栗田禎子 デコート・豊崎アリサ くるみんアロマ
発売日 : 2016/11/19
カテゴリ : 本
以下は DAYS JAPAN 2016年12月号 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
硬派な印象のフォトジャーナリズム雑誌、DAYSJAPANさん,初めて購入しましたが、当然ながら写真には迫力があり、内容も時々ゾウやヒメチヨウゲンボウなどの動物写真で和ませつつも、アイヌと沖縄のお祭りやマグロ漁、小笠原人のルーツ探究などの文化記事が良く、なによりISの問題、TPP問題、自衛隊の南スーダン派遣と、日本が抱える政治問題をがっつり扱ってあり、好感が持てました。多数の国民の懸念や反対にも拘らず安保関連法が採決され、集団的自衛権の行使が可能になり、PKOに派遣される自衛隊がこれまでのようなインフラ整備ではなく「駆けつけ警護」「宿営地の共同防衛」などの主体的な交戦をすることになりました。私自身、軍事や国防のことは知識不足で、情けないことに勉強しなくてはと思いながらずるずるきてしまいました。稲田大臣も安倍総理も、国民はどうせ政治に無関心だし、法律のことなんか分からない、最終的には札束をちらつかせれば言うことを聞くと舐めきっていて、内戦状態の南スーダンを視察して「落ち着いている」とか、「紛争地ではないので派遣に問題はない」とか、平気で噓ばかりついています。彼らが息を吐くように嘘ばかりついているせいで、若者たちに確実に悪い影響を与えていると思いますが、どうせ他人の子と思って自衛隊員を危険な紛争地に送り込むような人たちですので、そんなことには無論心など痛まないのでしょう。自分たちの権力を盤石にし、日本を自分たちと結びついている日本会議やゼネコンや元財閥企業などの利権・支持層に有利な仕組みの国にしたいのか、本誌でも指摘してある通り、憲法改正と武器輸出推進で日本を少しずつ軍需産業国家化しようとしているように思えます。本誌は写真メインの雑誌ですので、自衛隊の紛争地派遣については深く突っ込んだ内容というより基礎的な情報ですが、元自衛隊レンジャー部隊の井筒氏に取材しており、現場を知っている人物の話は生々しく、参考になります。安倍政権は憲法の解釈拡大などの方法で無理やり国の形を捻じ曲げ、交戦できるようにした自衛隊を国民には「問題ない」と説明して戦地に派遣し、そこで交戦や自衛隊員の負傷や戦死が起これば、そうした既成事実をテコに戦える自衛隊の軍隊化を正当化し、憲法改正につなげるつもりではないか、とのお話でした。南スーダンへの派遣には日本製の武器の実戦における性能披露の意味もあるのではということですが、自分は安全な場所にいて若者を「英雄」に仕立て上げて戦地に送り込む政治家の、利権絡みの勝手な思惑のために自衛隊が働かされるのかと思うと怒りがこみあげます。勝ち目のない戦争を断行し若者を特攻機に乗せて悪戯に死なせた太平洋戦争の時とどの程度違うというのでしょう。日本国の形が、誠意ある説明も全国民的な議論などもないまま、国会軽視甚だしい一内閣の暴政によってゆがめられていきます。小泉内閣の時もイラク戦争に自衛隊を派遣しましたが、アメリカが攻撃の理由とした大量破壊兵器など実際には存在しなかったのです。イギリスもブレア政権のもとイラク派遣を強行しましたが、その正当性についてしっかりした検証・批判を行っています。政治家にそうした姿勢も徹底した議論の習慣と尊重の精神もない日本国、公文書法さえ2009年にようやく成立したこの国は、いまだ民主主義国家としては半人前もいいところというのが現実です。私も不勉強ですが、これからも関連書を読んでいくつもりです。今の日本は150年前よりは随分民主的になりましたが、本当にまだ意識の上では明治どころか江戸時代なのではないかと思うくらい「政治はお上がやるもの」という政治に無関心で働くか遊ぶかしかしない日本人もいますが、粘り強く努力献身されている心ある方たちも確かにいらっしゃいます。国民の意識が変わる以外にこの国が変わる方法はないと思います。

Gianni Free Books Literature 21

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