本は１０冊同時に読め！―――本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)

本は１０冊同時に読め！―――本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)の詳細

初めの評価は星一つを付けようと思ったが、すべて読んでいなかったので評価を見送った。この地点ではとにかく著者の本の内容が表面的にしか人を見ていないし、本を何万冊も読んでる割には頭でっかちになり知識に酔ってるだけで、知識を経験にいかしたり試したりしてしていないせいか、こちらの心に響いてこない。ただの読書研究家としか印象がなかった。著者は人生の核である人の真理を追求しようと啓発しているのではなく、知識が消化不良のせいか、本を何万冊読んでその知識をただ相手を打ち負かすための武器にしているように感じた。人間ができているのなら、あまりこういった不特定多数に影響のある著書では勝ち組や負け組みたいな格差とか書かない方がよい。次に評価しようと思った時は一冊読み切って、星五つつけようと思ったが、1日待ってみた。星五つの訳は、著者が本を読んでそれを経験すると最後のページで述べている点と、本は良い悪いを評価するつもり(先入観)で読まずに、読んだ後にどう感じたかぐらいのフラットな気持ちで本に接して欲しいと言う内容に、僕自身の本に対する枠を広げてくれた気がした点である。僕自分は今の心境に沿った本をたどって読んで、そこから自分のテーマが広がり500冊くらいは色々よんでいる。しかしそれは哲学的な順序の広がりである。著者の様に先入観をあまり持たず本(ぶっ飛んだ本)を選びたいものである。それをするにはお金との兼ね合いでなかなかできずらいのも現実だ。著者の言う、本にはお金に糸目をつけずに的な発想はなかなか常人には難しい。最終的には星三つで評価さしていただきました。